第一回などは、メンバー召集の時点ですでにいちいちサブタイを付けたくなるような漫画展開だったが、今回もまたイチローを主人公とした漫画展開だった。
不調あり、国内外からのバッシング(特に例の国からは……)あり、それでも敬意を払ってくれる後輩達の活躍あり。
そしてラストシーンでの大活躍、あの瞬間に「神は実在すると思うか?」というアンケートを取ったら、90%の人が「さっき野球してた」と答えるでしょう。
しかしながら、実際にこれを漫画でやったとすると「イチローの主人公補正がヒドイ」や「展開が強引すぎて共感しきれなかった」などと非難されていたでしょう。
「事実は小説より奇なり」と言われますが、事実はどんな無さそうな事でも起こってしまっているがゆえに創作物ではありえない事も平気でやってしまえるのが強みなんでしょう。
そんな事をより一層感じたWBCでした。
プロ野球もこの盛り上がりにノっていけるといいですね。