南座で「美の世界にようこそ」されて来ましたよ、GW中は舞台機構ツアーもやっていたので参加しました。
舞台機構ツアーまで時間があった上に、美の世界展のみのチケットでは再入場が出来ないという事で結局2周ぐらいする事に。
しかし、2周してもいいぐらい内容ありました。
舞台ではいくら良い席でも見えない衣装の細かい部分や、『二人椀久』の松山で使っている髪の飾り物、阿古屋の楽器などが舞台写真と一緒に至近距離で見られます。
写真を見てから衣装を見ると、実際の舞台では細かい部分まで見えないとはいえ、これくらい細かくしないと舞台で綺麗に見えないんだろうなあという感じがしました。
楽屋再現も説明まできちんと読んで、細かい部分まで見ると面白かったです。
『貴妃酔酒』の楊貴妃と、舞踊『楊貴妃』の衣装を並べて見て、アマテラスの衣装を見て、『海神別荘』の美女の衣装を見ると、玉さま白地に金色の刺繍が好き?と思ったり。
似合うからOK。
舞台機構ツアーは短いですが、鳥屋口から花道に出てみたりセリ上がったり下がったり、回り舞台で一周してみたりと一通り出来て撮影自由なのが楽しかったです。
そして、あの重そうな衣装を付けて美しかったりカッコよかったりするまま回ったり上げ下げしてる俳優さん達を改めて尊敬。
いつもの売店フロアにも玉さま愛用のウエットスーツ(撫で肩)やダイビングの映像が流れていて、使用した台本も展示してあったので美の世界展パフェを食しつつ鑑賞(パフェを注文するのが微妙に恥ずかしい、しかも現物と引き換えの券にも「美」って書いてある。だが注文)
玉三郎さんは歌舞伎の家の生まれではなく十四世守田勘弥の養子となって歌舞伎俳優になったのですが、その前に舞踊を習っていたので、その頃に実父の撮影した映像もありました。
6歳ぐらいの藤娘やお三輪など、たいそう貴重可愛かったです。
貴重ながらファン以外にはどうでも良さそうな展示もありましたが、ファンには正直たまらんかったです。
2012/6/24まで、詳細は
この辺。