先週11/16に六波羅蜜寺で坂東玉三郎さんと鼓童の皆さんによる奉納舞があったので、行って来ました。
御本尊の特別開帳に合わせた行事だったので、まずは御本尊の十一面観世音様にお参り、と思ったら長蛇の列。
奉納舞に間に合うのかと心配していると、前の一団が終わり私の順番は奉納舞が終わった後になるので、本堂の目の前で待機という事に。舞台の超近くじゃないですか!
近いのはいいですが、立ったまま1時間待ち。
本堂の関係者席っぽい所に人も揃い、メガネのお坊さんの司会で奉納舞に先立ち住職のご挨拶、何でも今日の奉納舞は朝の5時から並んでいる人がいたとか!
ありがたいお経もあり、厳かに鼓童の藤本さんと石塚さんの奉納演奏が始まりました。
太鼓を叩きながら歌う曲もあり、シンプルで力強い演奏でした。
そしていよいよ奉納舞です、お寺という事でどのような舞になるのかわからなかったのですが、アマテラスの衣装でした!
まずは観音様にお参りし、アマテラス後半の岩戸が開いてからの晴れやかな曲で、鈴や太鼓の撥、そして扇の順番で持ち替えて舞っていました。
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近さゆえに柱などで姿が見えにくい時もありましたが、間近で観る玉三郎さんは美そのもので神々しささえ感じました(お寺ですが)
盛大な拍手にも厳かな表情で応えていて、観音様にお参りする姿も真摯でした。
華やかで、かつ奉納らしい厳かさを感じる舞でした。