大丸ミュージアム神戸のゲゲゲの人生展に行きました、入り口では鬼太郎達がお出迎えでしたが国宝と箱にしたためた水木サンのへその緒に始まり水木サンの人生のあれこれを展示していました。
教頭先生を驚かせ、新聞に天才少年と紹介された絵や漫画家を志す前のもの。
大丸神戸店を訪れた父の絵が描いてあるページを開いて展示してあった本がありましたが、ここならではの展示方法だったのでしょうか。
めがねなので召集されないと思っていたら戦争に行くことになり、ラッパと寒いのを嫌がって南方に行く事になった兵隊時代のエピソードや戦地で書かれた手紙。
戦争で片腕を失っているので、戦傷病者手帳もありました。
戦記物の漫画は戦後すぐのものと、もっと後に描いたものではやはり伝え方が違っていたり。
貸本漫画の時代、まだまだ貧しかった水木サンの家を再現したものもありました。
もちろん鬼太郎や悪魔くん、そして妖怪に関する展示も盛りだくさんで海外で水木サンが手に入れた精霊の像など怪しいものの数々も。
水木サンが生き、描き、集め、こちらの世界に残してくれた数々を実感する展示でした。
何だかまだまだ存在感の強い水木サンというものも感じました。