私邸周辺


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CUTTワンマンライブ in Potato Kid リストランテCUTT2014

CUTT氏の前にもあった曲を料理に見立ててのライブ「リストランテCUTT」がまたあったので、行ってきました。
前回と同じく、メニューが受付で配られました。
メニュー[画像]
リストランテと言いつつ無国籍メニューだそうで、画像には写っていませんが「ひっくり返す目玉焼き」とか「焼き鳥」なんてメニューも。

実はこの日は開演時間の告知を間違えて(しかも遅く)しまっていて、そのつもりで時間を調整していた人が間に合わないかもという事でシェフのご挨拶はちょっと長めに。
シェフ口調がちょっとわからないとの事でしたが、メニューから曲がわかるかわからないか?というような話。

意外なオープニング、CUTT氏のライブは曲数が多いだけあっていつも同じ曲から始まるという事はないのですが、だいたいあの曲かこの曲かみたいな感じである程度は絞られている感じなのですが、この日は意外という事で『ロールシャッハ』から。
確かに意外ではありましたが、ロールシャッハ始まりもアリでした。

箸休めについて、実際の料理では箸休めといいつつ箸を使う料理が出ていて「休んでないやん!」となるのですがドーナツなので本当に休むと、そしてドーナツの曲は1曲しかないのでみんなわかるだろうという『フレンチクルーラー』
タイトルは甘い物ですが、失恋の歌でぽっかり空いてしまってる感満載の曲です。

ひっくり返す目玉焼きは「ひっくり返す」で予想していましたが、『TURN』でした。
さて、TURNがわかったところでビバ!モダン焼きはわかるとして焼き鳥は何だろうと謎が後半に残ったままに。

若さ溢れるビンテージワインとして初めて作った曲も披露、初めての一人暮らしのエピソードも話しつつ変わってない部分と変わってきた部分を感じたり。
10月のKISS THE WoRLDの告知を交えて『One New World』なども歌いつつ、例の焼き鳥に。
イントロで曲はわかっても、何でそれが焼き鳥なのかわからないまま続いていくと『Aerodynamic heart』でハート=ハツ→焼き鳥だという事で歌詞のハートの部分を一部ハツに変えつつ歌ってました。
素敵な曲がまさかのダジャレですが、それもまた楽しい。

アンコールではポテキでは初披露の新曲もあり、デザートは前回と同じ『Lemoned I Scream』なのも2回目の企画ながら定番っぽい感じが出て逆によかったです。
ダブルアンコールではどうしても料理と絡められなかった『Time Machine』でした。

秋の味覚ならぬ聴覚が満足した夜でした、新曲もよかったので音源化が楽しみです。
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by iwanagahime | 2014-09-28 23:14 | おんがく | Trackback | Comments(0)


九月花形歌舞伎 壽三升景清

1月に東京で上演された壽三升景清が南座でも上演されるという事で、行ってきました。
七月の歌舞伎座での図書之助が良かった事もあり、海老蔵さんの主演にも期待はある程度して行ったのですが。
今回はちょっと厳しめな感想かも知れないです。

海老ドーン[画像]

舞台が始まる前から幕には海老ドーン!プラス歌舞伎十八番のお約束の演目と主演の名前が書いてある枠みたいなあれもあって気分を盛り上げます。
今回は歌舞伎十八番の最近あまり上演されない演目を普通に復活させても面白くないという事で、『関羽』『鎌髭』『景清』『解脱』を景清が生涯の最後に見た夢という形で一つの演目に纏めた新作です。
新作なのですが、元が古典なので歌舞伎らしさは満載かつ津軽三味線とのコラボという現代ならではの要素も盛り込んでいます。
古典を組み立てて一つの新作にするというアイディアは良かったですし、荒事と津軽三味線のコラボも迫力のあるもの同士で相性は良かったですが、いかんせん荒事がいくつも組み合わさっていてとっ散らかった感が拭えないのと歌舞伎十八番のお約束の枠のせいか回り舞台での場面転換がなく進行の途切れる時間が長かったのが惜しかったです。
洞窟のようなところで波乱の生涯を終えようとする景清が平家の再興を願い、掛け軸の関羽に力を与えてくれるよう願うとその力が宿り魏の武将の館に単騎で乗り込み大暴れ!と書くとスムーズですが、実際は掛け軸に願う場面と武将の館で真・三國無双の如く立ち回る場面の間に長い場面転換が挟まるんですね。
さらに、その『関羽』が終るとまた長いブランクがあって『鎌髭』に。
鎌髭は単品で前にも上演していたぐらいなので、内容が濃いので荒事が連続してるような気分になります。
内容は良かったです、配役も。
身をやつしている景清に「誰かに似ている」と言い立てて、最終的に「海老蔵にそっくり」とか翫雀さんの鴈治郎襲名ネタがあったり敵キャラなのに面白いうるおい有右衛門など荒事の大らかさもたっぷりでした。

そこからさらに畳み掛けるように『景清』に続くのですが、そこでは阿古屋と娘の人丸の場面があるので気分が和らぎます。
この場面がなくてそのまま牢屋の場面だったらもっと評価が厳しかったと思います、これを挟んだのは良かったです。
また孝太郎さんの阿古屋と翫雀さんの重忠のやり取りや、重忠が景清を説得する場面の緊張感は見ごたえがありました。

また、牢を破壊した後の大立ち回りを盛り上げる津軽三味線の迫力も良かった部分です。

この荒事メイクから『解脱』の顔にするのに時間がかかるのはわかりますが、また大きな休憩を挟んでなので気が抜けます。
解脱の場面そのものは華やかな中に散華の仏教的な要素もあり、興味深かったです。

ようするに、部分部分では良かったですし「生涯を終えようとする景清が関羽になる夢から平家再興への願いを振り返り、夢の中で得た結論により解脱の境地で天に向かう」という全体の流れもわかるのですが、荒事の連続や場面転換などで何となくまとまりがなくなってしまっているという惜しい作品でした。
やりすぎ感みたいなものもあったので、海老蔵さんはメインで創作するよりまだまだ誰かの監修がある方がいいのかも知れません。
そして、亀三郎さんのエエ声を何度も味わえたのはよかったのですが、ほぼセットで道行さん(元薪車さん)がいて一体どうして彼はこうなったのかについて悩んでしまったという個人的な事情もちょっとよくなかったのかも知れません。
舞台はすっきり観たいものですね。
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by iwanagahime | 2014-09-21 00:21 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)


平成26年度 松竹大歌舞伎 西コース

猿之助・中車襲名披露公演のラストを飾る巡業、姫路公演に行きました(神戸も京都も平日で休みが取れなかったもので)
この襲名披露は注目度が高く人気公演だったので、この日も満員。
実を言うと私はこれまで松竹座も南座もチケットを取り逃がしていたので、襲名後の猿之助さん及び中車さんは別件で拝見しているものの襲名披露はこの公演が初です。

この福山雅治さんから送られた祝幕も猿之助さん出演の伝統芸能の今2014で先に見ているものの、きちんと襲名披露公演で使われているのを見るのは今回が初めてです。
祝幕[画像]
いやー、間に合ってよかった。

昼の部と夜の部で演目は変わらないのですが、上演順が違っていました。
夜の部だったので義経千本桜→口上→小栗栖の長兵衛の順番でした、長兵衛は面白おかしいながらも微妙な後味の悪さが残る演目だったので、やはり物悲しいながらもケレン味たっぷりかつ歌舞伎らしい義経千本桜でパーッと終った方が気分は良かったかなと個人的には思いました。

一、義経千本桜 川連法眼館の場
お馴染み狐忠信と本物の佐藤忠信のエンカウント、義経の梅玉さん以外はだいたいおもだか配役。
義経らしい気品のある梅玉さんと華やかな静御前の笑也さんが舞台の真ん中にいて、狐忠信の猿之助さんが縦横無尽に出現するのでアクションとギミックに驚きながらも安心して観られる感じでした。
派手なアクションの中にも鼓にされた親へのせめてもの孝行として鼓を預かる静御前の護衛をしていたとか、本物の忠信に迷惑が掛かってはいけないので本当の話をするとか狐忠信の心優しい真面目な狐っぷりが良かったですね。
ファンタジーの中にある心の動きのリアルさみたいなものを感じました。

二、口上
襲名披露の口上なので、襲名する二人の紹介役が梅玉さん。
またもや舞台の上のほとんどがおもだか一門なので、口上のエピソードもあまりはじけたものはなく真面目な印象。
そんな中、おもだかの古株の寿猿さんの先代の猿之助襲名口上にも列座していたという歴史を感じさせる口上で客席がどよめいていました。
猿之助さんはいかにもな感じで、中車さんももう香川さんというより市川中車ですね。

三、小栗栖の長兵衛
時期的には本能寺の変の後、明智光秀も討たれたぐらい頃。
暴れ者で村でも厄介者扱いの長兵衛、父親も妹も妹の夫(三人とも正直者)も困り果てている。
他の村人もごくごく普通の善良な村人で、落ち武者狩り禁止令が出たと知って未遂なのに「俺がやりました!」みたいに泣き崩れながら自白するような人ばかり。
そんなのだから馬を盗んで転売したり、落ち武者狩りでろくな成果がなかった腹いせに美人の巫女さんにお酌を強制しようとする長兵衛の厄介さが強調される感。
お坊さんの説教も右から左へ聞き流すし。

この巫女さんを無理矢理に連れてきた時点で長兵衛はすでに酔っ払っているのですが、先ほどの口上でのキリッとした姿から別人化する中車さんが良いですね。
かなり目茶苦茶なので村人の嫌いっぷりもすごいですが、馬の持ち主と揉めて大乱闘になるあたりは演技なのに物が壊れたり大迫力なので簀巻きにされても仕方がないというか流れが自然。
もう諦めて泣きながら酷い事を言う父親……と、そこに立派な出で立ちの武士・堀尾茂助がやってきて、落ち武者を刺した竹槍の持ち主を探しているという。
堀尾茂助は月乃助さんなのですが、名古屋公演の時に堀尾氏の子孫からお礼の差し入れが送られてきたとか。納得の立派さ。

村人は落ち武者狩り禁止令が頭にあるので隠蔽しようとしますが(事なかれ主義)、簀巻きの長兵衛が自分を差し出して大金にしろと名乗り出ると、実は刺された武者というのは明智光秀で、光秀を討った功績で褒美が出るという話。

そこからもう村人の態度が激変で春猿じゃなかった巫女さんさっき投げたその榊って踏まれて泣いてましたやん!とかお父さん酷いことをいう時に泣いてたぐらいだから本心では息子が立派になってほしいと思ってたのわかるけど、何もそれまで誉めてた妹とその夫をディスる事ないでしょ!とかお坊さん拝んでるし!とかツッコミたくなる場面満載。
最終的に褒美を貰いに行くのに徒歩だと間に合わないという長兵衛に馬の持ち主が「こんな駄馬でよければ」と、あんなに取り戻そうとしていた馬を渡す始末。

長兵衛があまり深く考えないタイプなので俺スゲー!みたいな満面の笑みで馬に乗り、見送る家族と村人もみんな笑顔なのに何か釈然としないという芝居でした。
うーん、人間ドラマ。

ある意味、対照的な演目で歌舞伎って色々あるというのを短時間で味わえたんじゃないでしょうか。
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by iwanagahime | 2014-09-13 23:41 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)


洗脳

洗脳 地獄の12年からの生還

Toshl / 講談社



X JAPANのToshIさんの著書ですが、バンドの事は事件に関わってくる部分がほとんどなのでバンドのファンよりも洗脳の実態を知りたい人向けでしょうか。
家族について、バンドのメンバーやスタッフとの折り合い、そして自分の実力について悩むという事はバンド活動をしているプロの方にはよくある事だと思いますし、またバンドのメンバーやスタッフを仕事の関係者と捉えれば誰しも起きる事だと思います。
そんな悩みの中で安らぎや癒しだと思っていたもの、それが地獄の洗脳生活の入り口だったというのだから恐ろしい。
また、世間ではToshIさんを洗脳した団体を「宗教団体」だと思っている人も数多くいますが、実際は自己啓発セミナーや癒しのアーティストとして近寄ってきます。
洗脳中も宗教的というより自分を変えろ!というような言葉を中心に行われています。
自分を変えたい、今の状況を打破したいと思う事は誰しもあります。
そこに現れた人を宗教じゃないからと言って信用してしまわないように、誰しも起こり得る事としてこの本の内容を受け止めたいと思いました。
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by iwanagahime | 2014-09-07 23:18 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)

    

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