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兵庫県立美術館 だまし絵2

兵庫県立美術館のだまし絵展が28日までだったので、行ってきました。
残念ながら前回は行けなったのですが、古今東西のだまし絵が揃う企画という面白さで第2回が開かれるのもうなずけました。

だまし絵[画像]
だまし絵というと目の錯覚を利用して、たとえば実際には赤い真っ直ぐの線なのに背景に滲み出しているように見えるとかそういうのを連想しますが、それだけでなくごく普通の宗教画(聖母子像など)にリアルな虫を書き込んであたかも絵に虫がとまっているかのように見せるものや壁に掛かった理髪店の道具をリアルに描いてそこに道具があるかのように見えるものなどの古典的なものから、展示室に入る前にあるポスター等では普通に画像の比率を変えて引き伸ばされた女性の写真に見えて「どこがだまし絵?」と思っていたら、実物は引き伸ばされた画像データをもとに作成した立体作品だったりと画像データでは普通にあるものを立体でやったような作品などもありました。
この画像にある表の看板や入り口の案内にあるものはやはり興味を引くものばかりで、司書というタイトルで本と本にまつわる道具(はたきや書庫の鍵なども)で人物像のように見せたり、同じ作者でワインにまつわる道具で出来たソムリエがあったり。
また、トカゲの作品は普通においてあると何かわからないぐちゃぐちゃの針金なのですが、決まった角度から照明を当てるとトカゲの影が出来るという「物体とその影は同じ形」という認識を狂わせる作品でした。
同じように認識が揺らぐ感じの作品としては、壊されたピアノの残骸のようなものが鏡に映るときちんとしたグランドピアノに見えるものや、鏡にカメラマンが描いてあるだけで鏡に映った自分の姿をカメラマンが撮影した自分がリアルタイムで映し出されている映像だと誤認しそうになるものなどバリエーションも豊富でした。
また、看板ではわからなかったもう一つの作品として浮世絵が描かれた壁の絵がある風景の絵なのですが、絵の中の陰影と逆の凹凸が付けられた作品があり、前を通るとぐにゃぐにゃして見えるという不思議な作品もありました。

厳密にはだまし絵として作られたのではないのではないか?という作品もありましたが、ここがこうなっているからこうに違いないというのが裏切られていく作品が次々と現れるのは圧巻でした。
また企画してほしいですね。
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by iwanagahime | 2014-12-27 22:54 | びじゅつ | Trackback | Comments(0)


第二回 常磐津都史之会

友人からのお誘いで12/14に行われた常磐津都史さんの会に行きました。
歌舞伎などで常磐津はよく耳にしているはずなのですが、常磐津だけをじっくりと聞くのも面白かったです。
演目は壇浦兜軍記-琴責之段-と道行丸にいの字、壇浦兜軍記はあの阿古屋の場面ですね。
壇浦兜軍記では三種の楽器のそれぞれの特色もあり、また都史さんの三味線もじっくりと聞く事が出来ました。
またパンフレットには詞章も掲載されていたので、詞を追いながら見るというのも歌舞伎鑑賞の時にはなかなか出来ない事なので常磐津そのものの良さが体験できました。
また、道行丸にいの字も坂東流に伝わる娘道成寺の道行の一つだそうで、三津五郎さんのご令嬢である坂東奈央さんの舞踊もありました。

会場も先斗町歌舞練場だからか、会場にはちらほらと舞妓さんや芸妓さんの姿もあり華やかでした。
歌舞伎にはなくてはならないと頭ではわかっている音楽ですが、こういう会でしっかり聴いてみるとよりこの音楽の大切さ・素晴らしさの実感がありました。
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by iwanagahime | 2014-12-20 22:37 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


當る未歳 吉例顔見世興行 夜の部

去年は色々あって顔見世には行けなかったので、久しぶりの南座顔見世です。
今回は新しい桧舞台になったという事で、前の舞台の板を使ったグッズなども出ていました。

南座の様子[画像]

一、仮名手本忠臣蔵 山科閑居
顔見世らしい重厚な演目と配役で、お石の「息子は討ち入りに行くので普通の幸せな夫婦にはなれないとわかっているのでキツイ事を言って小浪の嫁入りを断る」気持ちと「許婚の所に嫁に行きたいという娘の希望を叶えたい」戸無瀬の表の言葉と本当の気持ちの間でぶつかる緊張感が秀太郎さんのお石と藤十郎さんの戸無瀬という配役で実現していました。
小浪は壱太郎さんで、ちょっと走りがちなところが小浪の一途さに合っていて小浪らしい小浪でした。

二、お祭り
もうこれは\待ってました!/というしかない仁左衛門さんのお祭りですね、男前!
こういう男伊達ものの舞踊はなぜか絡まれている事が多いのですが、もう理由は男前だからでいいです。

三、鳥辺山心中
年末に心中物はちょっと……とか、なまじ近隣の地名が出てるのがリアルで落ち込むとか思ってましたが、意外と良かったです。
孝太郎さんのお染の素直で一途だからこその悲劇や、普段は優しい半九郎が友人の弟にバカにされてキレるところのヤバイ雰囲気が登場人物の気持ちをリアルに表現していて、特に怒る場面では「うわー、それ以上この人に言ったらヤバイ!」と止めたくなる感じでした。

四、爪王
動物が主役という変わった舞踊劇で、鷹と狐は擬人化されているのに普通に鷹匠や村長(むらおさと読む)が人間の姿で出てくるので不思議な感じでした。
狂言っぽい名乗りで出てくるので人物がわかりやすい親切設計。

七之助さん演じる鷹の名前は吹雪、鳥らしさと美しさだけでなく勇壮な鷹らしい鋭さもあり美しい猛禽類らしくて良かったです。
勘九郎さんの狐は村の鶏を襲ったりしているので動物度が高いのかと思ったら、鷹匠に化けて鷹を惑わしたりと妖術も使う模様。
途中から村長の狐退治の依頼がどっか行って「お前は最強の鷹になるのだ!」みたいになってましたが、綺麗だったからいいかみたいな。

重厚なものあり、定番あり、珍しいものありと見ごたえのある顔見世でした。
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by iwanagahime | 2014-12-13 22:54 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)


清水寺オフィシャルアカウント

私も登録している写真サイトのInstagramですが、京都の清水寺のオフィシャルアカウントがあるという事で見てきました。
中の人ならではの美しい写真満載で見ごたえがあります、コメント等はアカウントがないと出来ませんが見るだけなら出来るのでアカウントのない人も是非!
音羽山 清水寺|Kiyomizu-deraオフィシャルアカウント
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by iwanagahime | 2014-12-06 22:08 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)

    

本サイト弓戸亜朗私邸では書ききれなかった小さい事を、主:亜朗(iwanagahime)がどこまでも核心に迫らないまま書くブログ、だいたいそんな感じで。
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