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平成27年度富士総合火力演習ライブビューイング

映画館では最近、映画以外のコンサートや演劇などを会場から生中継で上映するライブビューイングがよく行われていますが、今年は自衛隊の富士総合火力演習のライブビューイングがありました。
自衛隊が毎年公開で行っている実弾などを使った迫力ある演習で、一般では観覧の応募をしてもなかなか当選しないそうで。
例年はスカパーや、ニコニコ生放送やUstreamなどのネット放送などでの中継があるようですが、今年はそのスカパーの放送を映画館の大画面でも放送するという試みだそうです。
富士総合火力演習そのものは無料なためか、ライブビューイングの料金が高いという意見もあったようですが、倍ぐらいするライブビューイングを見てると、ライブビューイングとしては最低ラインなのではないかと思われます。

スカパーの放送をそのまま流しているので、司会者と解説役の軍事・危機管理に詳しいジャーナリスト、そして元体操選手と元自衛官のお笑いコンビ(弾丸ジャッキーというそう)がゲスト。

演習は前段演習が種類ごとに出てきてどのようなものかを見せる感じで、休憩を挟んでの後段演習が具体的な状況を想定した演習です。
始まる前と休憩時間にはお笑いコンビがネタを披露したり、自衛官だった頃の写真を見せたりしていました。

22日の予行での事故があったためか、開会の大臣の挨拶にもお詫びと原因究明の言葉がありました。
現場でのアナウンスもあるようですが、あまり詳しくない身としては解説ありのライブビューイングが見やすかったです。
90式戦車が冷戦時代にソ連の戦車に対抗するために作られたので北海道にしか配備されていない、とか解説されないと知らなかったレベルなので(しかし、詳しくなってくるとこれ邪魔だろうなという気も。着弾に音声がかぶったりしてますし)
前段演習の見せ場は時間差を考えての射撃によって、空中に「富士山」を描くというもので、晴れていると後ろの本物の富士山とのコラボが見られるそうです。
この日は雲が多かったので見られませんでしたが、描かれた富士山は見事でした。
座標などの計算で弾を撃っているので、こういう何もない空中に描けるのだとか。
見せる要素に見えて、実は正確さのアピールでもあるっぽい感じが。

それと、解説と実際の映像で印象に残ったのが「撤収の速さ」ですね。
撃つとどこから発射されたかが敵にもわかるので、撤収は迅速に行わないといけないという事で、テキパキと撤収する姿にチームワークや正確さを感じました。

後段演習は冷戦時はそれに対応したシナリオだったそうですが、近年は島で構成されている日本に特有の危機に対抗するための島嶼部防衛シナリオです。
富士山周辺を島に見立てた絵が現場の大画面に表示され、陸上・海上・航空の連携での防衛なので、海上自衛隊の映像などもあります。
国産戦闘機のF-2が実際に飛んできたりもします。
最悪の事態を想定したシナリオなので、海上で防衛したのに上陸されてる場合を想定しています。
ヘリからバイクに乗った偵察隊が出てきたり、輸送ヘリから物資を積んだ車が出てきたりしますが、見ていて輸送ヘリもうちょっと大きいの買ったげてよう!みたいな気分に(災害時も使う事を考えたら絶対もうちょっと運べるの必要でしょ、ヘリじゃなくても)
地雷原処理車から地雷処理弾が発射された時は、元自衛官のお笑いコンビの人が「僕の時はこんなのなかった!」とリアルな発言もありました(現役の時は地雷処理の訓練もしていたとか)
それぞれの特徴を生かした攻撃により、無事に島は守られたという事で終了。

元自衛官のお笑いの人は終始「割と普通の人が自衛官やってた」という印象の発言が多かったのですが(それはそれで、自衛官も普通の人って感じで親しみが持てますが)、最後の締めの言葉が「自衛隊が訓練をしている事で、安心感を持ってほしい」というような事を言っていて、確かに普通の日本人としては自分の国の防衛組織が厳しい訓練で鍛えているというのは普通は安心感が増す事だなと改めて思いました。

日本は外国の事を「海外」と表現するぐらい、全方向に島があるので、一つでも取られたら一大事です。
国じゃなくても謎の団体とかが小さい島なら狙えると思って来るかも知れません、そんな状況で島の防衛というシナリオに過敏になる奴がいたらそいつ怪しいでしょ。

ごく普通の日本人としては、厳しい訓練で日本を守ってくれる自衛隊の皆さんに感謝したいと思いました。
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by iwanagahime | 2015-08-29 23:49 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(2)


天野喜孝展 兵庫県立美術館

天野喜孝展[画像]
8/30までだったので、天野喜孝展に行きました。
ゲームのパッケージといえばアニメ絵がほとんどだった頃、ファイナルファンタジーのパッケージで天野氏のイラストに出会った衝撃が忘れられない世代です。
もちろんそのファイナルファンタジーシリーズ関連作品やタツノコプロ時代のキャラクター、そして吸血鬼ハンターDといったイラストの数々も素晴らしく、その原画の実物が見られたのも感動しましたし、また金を使って描かれたものは実物でしか見られない迫力がありました。
やさいのようせいの可愛いイラストもあり、世界観の幅広さを感じました。

EVE[画像]
そして、中高生の頃に出会ったキャラクター達との再会以上に撮影可能エリアの新作のシリーズが素晴らしく、新しい世界を感じました。
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by iwanagahime | 2015-08-22 22:45 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


CUTTワンマン 大阪POTATO KID「Second Half 2015!」

久々のポテキ[画像]
先月の話ですが、久々にポテキでCUTTライブがあったので行きました。
最新アルバムのTrue Colorsをアピールする期間は終わったという事で1stアルバムからTrue Colors、そしてそのTrue Colorsにも未収録の曲まで幅広くありました。
各アルバムのオープニング的アップテンポな曲を連続で盛り上げたり。
また、カバーもCUTT氏の好きなSmashing PumpkinsからGalapagosを歌詞の解説付きで、というか最近のCUTT氏がこの曲の歌詞がすごく自分の中で来てるとかそんな話もあり。
またこの日はCUTT氏的に大イベントというか敬愛するX JAPANのToshlさんソロライブにバックコーラスとギターシンセという大役で出演を果たした後という事もあり、当初はその予定ではなかったようですが流れでX曲を歌う空気になりSay Anythingもありました。
Toshlさんのライブでもバックコーラスにギターシンセと大活躍なCUTTさんでしたが、CUTTさんの曲を歌うCUTTさんはやはりカッコ良いですね。
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by iwanagahime | 2015-08-15 22:23 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


夏休み文楽特別公演 第3部

3日までだったので、ギリギリで夏休み文楽を観てきました。
場内には生写朝顔話の垂れ幕なんかもあって、雰囲気を盛り上げています。
生写朝顔話[画像]

きぬたと大文字
「きぬたと大文字」という演目というより、きぬたという舞踊と大文字という舞踊のセットみたいな(しかも、上演は大文字が先)
大文字は舞妓さん姉妹が大文字を眺めながら両親を偲ぶという内容、舞妓さんがどちらが姉で妹かわかるレベルでしっかり舞妓さんの拵え、衣装も夏らしさたっぷり。
京都、大文字、舞妓さんという華やかさと先祖の霊が帰ってくるお盆と両親を偲ぶ姉妹の物悲しさが行事の雰囲気を出していました。
きぬたは中国風というか、漢詩から日本人が想像した大陸の風景という感じですかね。
戦乱の世に遠征に行った夫を思いながらきぬたを打つ妻の寂しさが伝わりました。

生写朝顔話 嶋田宿笑い薬の段/宿屋の段/大井川の段
垂れ幕の画像にもあるように、基本は深雪と阿曾次郎のすれ違う恋の物語なのですがもう一人の祐仙が横恋慕も悪巧みも上手く行かないキャラで、笑い薬の段ではある意味で大活躍します。
この手の面白い顔のキャラなのに人形遣いが勘十郎さんという時点で、何かを感じます。
ちなみに深雪と阿曾次郎が何ですれ違ってしまったかというと、深雪が知らない間に阿曾次郎がお家立て直しのために養子に行って名前が変わっていたので、知らない人と結婚させられると思った深雪が逃亡という事があるのです。
そういう事情もあって阿曾次郎は何とか足止めをしようと祐仙に痺れ薬をお茶に入れて飲まされそうになるのですが、宿の主の機転で笑い薬とすり変えられています。
そうとは知らない祐仙は中に何か入れたと疑われた時のために痺れ薬専用の解毒剤を飲んでから「何も薬とか入れてないし!」とお茶を飲みます。
痺れ薬専用の解毒剤なので、笑い薬には効かず笑い転げるのが見所なのですが、当たり前ですがいつもの顔のまま真面目に人形を遣う勘十郎さんと「わはははははいひひひひひ」と笑い続ける太夫さんのコラボが何とも言えません。
しかも、太夫さんと三味線が笑いから状況説明の語りに入っても人形は動作だけで笑い転げています。
祐仙に痺れ薬を頼んだ侍も呆れるってなもんです。

そんな笑い薬の話が終ると、盲目となり朝顔という名前で悲しい歌(阿曾次郎からもらった短歌が元になっている)を語る深雪とのすれ違いがあるのですが、もう朝顔=深雪と気付いてるけどさっきから同行者の手前ずっと言えずに決め手の台詞が出ても動けない阿曾次郎のもどかしさとか、寸前で会えない深雪とか見てて「あああああー」となります。
それでも目の薬(またややこしい血が必要)と養子に行ってからの名前と自分の名前を書いた扇子と、路銀を何とか深雪に渡してくれと宿の主に頼む阿曾次郎という。
そこまでしてくれるんだから、ちょっと川が増水で渡し舟が運休になってても飛び込んで来世で会おうとしないでもっと待ったらいいのにとか思ってしまうのは現代人だからなんでしょうねえ。
昔だと、ちょっと離れたらもう会えないみたいな感じでしょうし。
でも、そこで命を捨てようとするぐらい悲しむから、直前で不幸回避と恩返しの犠牲で目が見えるようになる急展開も、良かった良かったと見られるのでしょう。
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by iwanagahime | 2015-08-08 22:37 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


松竹座七月大歌舞伎 通し狂言 絵本合法衢

タイトルは「えほんがぽうがつじ」と読みます。
仁左衛門さんが二役ですが、善人と悪人ではなくお家乗っ取りを謀る左枝大学之助と、同じ顔でちょこちょこと悪事を働く太平次という大悪党とその辺の悪人みたいな。

まず大学之助がお家乗っ取りのために家宝の香炉を盗みます、それから重臣の命を理不尽に奪うのですが、これがまずひどい。
鷹狩で鷹の羽をむしってしまった子供を無残に斬ってしまい、嘆く両親の前で重臣・瀬左衛門が諌めるのを聞いて改心したと見せかけて騙し討ちとかありえない。
しかも、瀬左衛門の弟夫妻が駆けつける直前に味方を斬ってそいつのせいにするし、幕切れの時にあっかんべーみたいな顔してるし。
そんなひどい場面なのに、何か笑いが出てくるのが仁左衛門さんパワーというか。
ぶっちゃけこの話の悪人である大学之助も太平次も、利用するだけして騙し討ちとか当たり前でひどすぎるので仁左衛門さんでなければ見てられません。

そんなわけで、現場を見た弟の弥十郎と妻の皐月(歌六さんと時蔵さん)と道具屋に養子に行っている末の弟の与兵衛(錦之助さん)が仇討をする事に。
与兵衛は道具屋の身を生かして家宝の香炉を手に入れて、兄の役に立ちたいところ。
しかし、大学之助に協力する太平次が邪魔します。
ここで時蔵さんの二役目のうんざりお松がゆすりを失敗したり、蛇の毒を太平次に渡したり武家の妻姿とは別世界の怪しいお姐さんの魅力がたっぷりで素敵。
色々あって太平次は毒で与兵衛の養母の命を奪い、仇討のためにわざと勘当された与兵衛に罪をなすりつけたりするのですが、それを知っているのはお松だけということになったのであっさりお松を井戸に沈めるという極悪さ。
とにかくこんな風にして太平次も大学之助も、人を利用するだけ利用してポイとか助けたふりして騙し討ちとか当たり前のようにやっていきます。
孫七とお米の忠義者夫婦なんて、中の人が隼人くんと米吉くんというフレッシュ美形コンビなので出た瞬間に嫌な予感がしましたが、ほとんど太平次の極悪さの強調ぐらいの感じで犠牲になります。
最初の登場シーンでお松にやきもち焼いてた太平次の可愛い奥さんお道(しかも秀太郎さん)も、太平次が直接ならまだしも、人任せという哀れな最期。

敵も味方もどんどん討たれ、与兵衛は足が動かなくなり、合法という僧のもとに身を寄せています。
与兵衛は合法に自分の仇の話をしようとしますが、仇の名などはどこで聞かれているかわからないからめったにいうものでないと止める合法(ここで名乗っておけば)
与兵衛の妻お亀は大学之助に一目惚れされたのを利用して近づいたものの、返り討ちにあい幽霊になって与兵衛のところに。ここのけなげさが孝太郎さんだなあ。
しかし、大学之助が与兵衛のところに現れて大ピンチ。
ややこしい事を言って挑発する台詞の中で太平次が処分されている事が出てきますが、あれだけ存在感のある悪人が台詞だけでもうこの世にいない事を言われると地味なダメージが。悪人なのに。
せめて一太刀と挑みますが、体が動かない身ではかなわず、兄の敵に命を奪われるぐらいならと自害。
まだ息のある間に合法が帰ってきて、何があったかと聞くと仇の大学之助にやられたと、ここでようやく合法が瀬左衛門の弟で与兵衛の兄の弥十郎であると明かされます。
自分も仇を追う身で、仇の話はそうそうするものでないという常識があったから起きたすれ違いの悲劇。
この辺の「最後まで頑張ったけど、直前でいなくなるキャラ」みたいなのが錦之助さんは似合いますね。
息も絶え絶えの弟から大学之助の行方を聞いた弥十郎は、妻とともに仇・大学之助の元へ。

ここまでの流れ(最初の瀬左衛門騙し討ちから)で、大学之助は狙った相手の命を奪う時にいちいちドヤ顔で挑発してから去るというパターンがあるのを弥十郎に読まれているのか、巨大閻魔像の前で大学之助の籠を襲撃した弥十郎夫妻が、大学之助が籠の中にいないという罠にかかって自害したと思って馬鹿にするように現れた大学之助、自害がフェイクだったので正面から斬りあいになり、いよいよ仇討が成就します。

本日はこれぎり~~、と切り口上で幕。

あれだけお松も妻も孫七とお米の若夫婦もあっさり命を奪った太平次が、大学之助には利用するだけ利用されてあっさり処分されてる事で大学之助の極悪さが強調されてる面もあり、またいちいち息も絶え絶えの相手を挑発しに現れるのを利用されて討たれるというのがすっきりした仇討感がありました。
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by iwanagahime | 2015-08-01 17:50 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)

    

本サイト弓戸亜朗私邸では書ききれなかった小さい事を、主:亜朗(iwanagahime)がどこまでも核心に迫らないまま書くブログ、だいたいそんな感じで。
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