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琳派 京を彩る

京都国立博物館[画像]
世間のハロウィンをスルーして(といいつつ、途中で立ち寄ったお店の「今月の和菓子」はジャック・オ・ランタンの形でした)京都国立博物館で開かれている、琳派400年記念の『琳派 京を彩る』に行きました。
琳派というのは他の流派のように直接の師弟関係ではなく、自分で選び取って先の絵師の絵を模写したりしてなるものだそうで(コピバンとかカバーでスタートしてオリジナル曲を作るようになるミュージシャンみたいな)そのオリジナルと模写を同時に見られるのも今回の展示のみどころでした。
中でも俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一の風神雷神図が揃うのは75年ぶりだそうで、来場者が少ないといわれている時間に行っても40分待ちでした。

その風神雷神図を見た感想を一言で書くと、迫力が一番あるのが俵屋宗達で、画面全体をパッと見た時にカッコいいのが尾形光琳で、小さく印刷しても映えそうなのが酒井抱一でした。
今回は絵画だけでなく、陶芸や刀(某所で人気の骨喰藤四郎でした)とそのデザイン画などもあり、展示の後半で酒井抱一が下絵を書いた螺鈿細工の箱などを見ていて余計に思ったのかも知れませんが、琳派の絵はグッズ映えしそうな絵が多いですね。現在でも取り入れられてるデザインもありますし。

琳派400年記念で京都国立博物館のキャラクター「トラりん」というのが生まれていて、これは今回の展示にもある尾形光琳の竹虎図の虎がモチーフだそうです。
全体的にキャラクター体形になっているものの、顔はほぼ竹虎図そのままというのが琳派のデザイン性を表しているような気がしないでもない。

漠然と何かの箱や柄で見る「模様っぽい紅葉や菊」や「リアルな植物と模様みたいな川の絵」の実物・元ネタに出会えるというのも、日本的デザインの源流を見る感じですね。
遠いようで意外と見た事のある琳派を実感しました、まだ日のあるうちに入って出た時は日が暮れていましたが11/23までなので近くの方は是非。
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by iwanagahime | 2015-10-31 22:03 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


にっぽん文楽in難波宮

にっぽん文楽会場[画像]
にっぽん文楽in難波宮(昼の部)に行きました。
大阪歴史博物館前に宮大工さんの作った野外舞台を設置しての文楽公演で、解説もあり。
普通は解説というと文楽そのものの解説か演目の解説なのですが、今回は特設舞台の紹介もありました。
設計の田野倉さんと宮大工さんで、田野倉さんによると薪能などで特設舞台を作る時はほとんどの場合は屋根がなく、その場合は特に届出などは必要がないのですが、屋根を付けると建築基準法に従わないといけないので強度計算をして設計したとか。
また、大宰府の宮大工さんの製作ですが、東京での公演も大阪での公演も現地の宮大工さんに組み立ててもらうそうで、日本の伝統的建築物は各パーツ名前があるので、名前と番号があればどこの宮大工さんでもどの部分のパーツかわかるという話も面白かったです。
そして日本の神社仏閣はコンビニより多く、コンビニがない山奥などにも神社やお寺があるので、宮大工さんはそのお寺や神社を建てるために共同生活をするという話もありました。

続いて吉田一輔さんの人形解説、だめな例を交える事によって、舞台を見ている時は意識しない人形の仕草がどうやって作られているかがわかりやすかったです。体験コーナーもありました。

人形解説の後、撮影コーナーを挟んで最初の演目の二人三番叟がありました。
真面目な三番叟と見せかけて、途中で面白い顔の人形がさぼっているのを真面目な顔の人形がとがめたり、その真面目な顔の人形も面白い顔の人形が見ていない間にこっそりさぼったりという場面があるので、初心者もとっつきやすいかと。
鈴や扇を使っての舞、テンポのいい音楽とノリがよくてめでたかったです。

次の奥庭の前にまた解説コーナーがあり、太夫の豊竹靖大夫さんと三味線の鶴澤清??さんが登場しました。
文楽で太夫・三味線が演奏をする床には長い演目で複数の太夫・三味線が入れ替わって語り継ぐため、入れ替えをスムーズにする盆回しが付いているのですが、今回も東京でも短い演目しか上演しなかったので本編では盆は回らず、解説コーナーのためだけに回すそうです。
また、今回は野外でしかも高速道路などが近いために不本意ながらマイクを付けているという事ですが、本来は広い劇場でもマイクレスで語っているそうで。
太夫の語りわけは子供でもやんちゃな子供と真面目な子供、同じ女性でも立場が違う女性など男女や大人子供ではなく子供同士、女性同士の語りわけが面白かったです。
三味線は「文楽の三味線というと地味なイメージですが、ほんまに地味なんです。私ね、これ名前が原因なんやと思うんですよ。人形浄瑠璃って人形は見たら舞台に立ってますよね、浄瑠璃は太夫の語りを指すという事で三味線が入ってないんですよ!だから皆さん、これからは人形浄瑠璃三味線という意識でお願いします」と、スタートからかなり飛ばしてましたが、その後も自虐ネタを交えてわかりやすく、「好きな人にメールを送ったんですけど返事が来ないんで、文章が事務的すぎたかなーと思って悲しそうな顔文字を付けたんです。その悲しそうな顔文字を付けた感じを、三味線で表現します」など、身近な例を挙げながら三味線の感情表現を解説していて面白かったです。

そしていよいよ奥庭、許婚の危機を知りながら何も出来ずにいて翼がほしい、翅がほしい、飛んで行きたいという八重垣姫の気持ちと、諏訪の兜の不思議な力と狐の守護というファンタジー要素がありますが、人形ならではの自由な動きと表現がどちらも余すことなく実体化していました。
解説の途中で騒音が気になる事もありましたが、いざ舞台が始まると集中させるものがあるためか騒音がある気がしなかったです。

カーテンコールでの挨拶もあり、これで初めて文楽を見た人もまた文楽劇場に行くきっかけになると思える良い舞台でした。
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by iwanagahime | 2015-10-24 23:30 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


コーヒーフロート

コーヒーフロート[画像]
コーヒーフロート(店によって呼び方は違いますが、要するにアイスコーヒーにアイスクリームを乗せたものです)をあちこちでよく注文します。
バニラだか何だかわからない白いアイスが乗っている店もあれば、バニラビーンズの粒が見えるきちんとしたバニラアイスが乗っているのもあり。
そして、このコーヒーショップヒロのコーヒーフロートは、コーヒーの味もアイスに合わせて普通のアイスコーヒーより強めの味にしてありました。
やはりコーヒー専門店は違うなあ、と思いました。
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by iwanagahime | 2015-10-17 22:41 | 食べ物関連 | Trackback | Comments(0)


マグリット展

マグリット展[画像]
10月12日までだったので、急いで京都市立美術館のマグリット展に行きました(最近どうもこのパターンばっかりなような)
年代ごとの展示だったので、見る側が思い浮かべるマグリットっぽさ(球体、鈴、鳥、雲と青空、鳥、岩、城、切り紙、葉のような木のようなもの、帽子の男など)は意外と早く登場している事や、時代の空気に逆らったのか急に明るい絵柄になって周囲に理解されなかったりという時代からのマグリット感全開というか完成というかそういう世界になっていく感じがよくわかりました。
パーツパーツで見ていくとおかしい事は何もないのに、大きさや位置関係が変わっている不思議な感じや木なのか葉なのか鳥なのか卵なのか混乱してく感じが癖になりますね。

マグリット的なモチーフのグッズもありました、帽子の鉛筆が可愛かったです。
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by iwanagahime | 2015-10-10 22:32 | 見たもの周辺 | Trackback(1) | Comments(0)


CUTTワンマン 大阪POTATO KID「Let it out! Osaka」

Potato Kid[画像]

9月もCUTT氏のポテキライブがありました。
前半はリクエスト曲が中心で、CUTT曲だけでなくお月見にちなんでのFly me to the moonも素敵でした。
前回のライブ(7月)から今回までの間にお兄さんの落語家への転身とCUTT氏のニコニコ生放送にX JAPANのToshlさんがゲストで登場するという大きな事があったのでその話もありました。
ToshlさんのライブにCUTT氏がサポートメンバーで出演した後にCUTT氏もニコニコ生放送のチャンネルを持っているという流れでゲストとして出演するという話になり、ニコぶくろスタジオで公開収録などをしているToshlさんのチャンネルと違って小規模に発信しているCUTT氏なので、Toshlさんは自分のチャンネルのような規模でCUTT氏もニコ生をしていると誤解しているのではないか?という疑問がありながらも、やはり嬉しい話なので外部スタジオからテストやリハーサルを重ねて色々と勉強した結果、Toshlさんの番組のために来ていたニコニコ運営会社のスタッフさんとプロの会話をしてしまうぐらいになってしまったとか。
また、当日はCUTTチャンネルに続いてのToshlチャンネルにゲストでX JAPANのHEATHさんが来ていたのを目の前で見ていたので、HEATHさんがクールなイメージとはうらはらに、携帯電話の電波状況の話でバリ3のケータイとバリ5のスマホの2台持ちなので足してバリ8と、電波状況を足すという暴挙に出る面白い人だという発見もあったとか。
今回はその放送を見てCUTTライブに初めて来た人もいるそうで、おそらくそういう人のリクエストだろうX JAPANのEndless rainも歌っていました。
Toshlさんという素晴らしいボーカリストとの出会いでパワーアップしたCUTT氏なので、ますますよかったです。
いつ聞いてもカッコイイTrue Colorsや、特に意味もなく落ち込んでいる時に曲を作ったらどうなるか?というテストとして作った新曲もあり山田JAPANへの楽曲提供も控えている模様。
お兄さんが落語家になった話は、CUTT氏のお兄さんはshameというバンドで一緒に活動していた事もあるので「自分のバンドのドラマーが落語家になるって、なかなかないよ?」と言っていました。
そのお兄さんが桂りょうばという落語家の名前になってから初めての落語を(一緒に出演していたアルフィーの坂崎さんのギター漫談目当てで)観に行ったそうですが、やはり「桂りょうばです」と出てきたお兄さんには感慨深いものがあったようです。
その流れでのP.F.Pとhere.は曲と話がリンクしていて暖かい雰囲気でした(CUTTさんはお兄さんを「生暖かく身守ってください」と言ってましたが)

アンコールのラストに披露する予定だった新しい曲がトラブルできけなかったのは残念でしたが、代わりに歌った星に願いをも良かったですし、次の機会に聞ける新曲が楽しみになりました。
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by iwanagahime | 2015-10-03 22:11 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)

    

本サイト弓戸亜朗私邸では書ききれなかった小さい事を、主:亜朗(iwanagahime)がどこまでも核心に迫らないまま書くブログ、だいたいそんな感じで。
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