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シネマ歌舞伎『阿古屋』

阿古屋[画像]
現在では演じられるのは玉三郎さんお一人という阿古屋のシネマ歌舞伎版ですが、玉三郎さんも公式サイトで述べられているように動きの少ないお芝居ですのでシネマ歌舞伎には向かないかと思っていました。
私も実際の舞台も見た事がありますが、演奏の場面では舞台と客席の空気のようなものも影響しているイメージでしたし。
しかし、その空気は舞台を作り上げていく過程を映像として見せる事でカバーしている感じで、ドキュメンタリー映像と実際の舞台映像を続けて見る事で積み上げられていた緊張とその結果として美しいものが出来上がるという実現を見せているようでした。
鬘や衣装、楽器の用意や大道具や照明、そして出演者の全員。
竹田奴の一人一人とその指導にあたるベテランの菊十郎さんの映像は、舞台では面白いものとして見える竹田奴だからこそ真剣に作っている姿が見ごたえがありました。

そして出来上がった舞台は玉三郎さんの一瞬一瞬が全て阿古屋として美しく、景清を想いながら景清の行方を知らない悲しさがこもった演奏でした。
その心を見抜く重忠の菊之助さんも音楽から心を見抜きそうな雰囲気がして、すっきりした重忠でした。
亀三郎さんは残酷な台詞を言いながらもどこかコミカルな岩永を、人形だからこそ出る人間味を感じさせつつ演じていました。

全国での上映は終わっていますが、シネマ歌舞伎ですのでまた上映される機会もあるかと思います。
そして、玉三郎さんに続く阿古屋が出る事を願っています。

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by iwanagahime | 2017-01-28 23:34 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)


オロチ退治

とある映画って伏せる意味がないのでシン・ゴジラって書いちゃいますが鑑賞してから2週間経ったのですが、何せ情報量の多い映画だったので圧縮されたファイルが解凍されるかのごとく頭の中に浮かぶものがありました。

あくまで自分の中の思った事なのでカテゴリは「見たもの」でなく「自分」で。


一応クリックで読めるスタイルにしておきます。
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by iwanagahime | 2016-09-17 22:59 | 自分周辺 | Trackback | Comments(0)


シン・ゴジラを見ました

シン・ゴジラ見てきました。
パンフレットにも「ネタバレ注意」と大きく印字された帯が付いているぐらいで、よほどネタバレに配慮した映画なのだと思い、逆に公開から約1ヶ月して散々ネタバレを見てから行きました。
結論から言うと、ネタバレを見てからでも充分に凄い映画でした。

そうは言うものの、世間の人がみんな私のような人間という訳ではないので以降はネタバレ嫌な人は読まないでください。




クリックでネタバレ
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by iwanagahime | 2016-09-03 23:03 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


うめだ文楽「壺坂観音霊験記」/映画「ボーカロイドオペラ葵上with文楽人形」

うめだ文楽は関西のローカル局5社が共同で開催する若手公演、フレッシュなのは配役だけでなく会場も新しいグランフロント大阪のナレッジシアターという劇場です。
トークゲストを招いてアナウンサーと一緒に技芸員さんとのトーク、そして本編の壺坂観音霊験記・沢市内より山の段という構成です。
この日のトークゲストは落語作家の小佐田定雄さん、本職は落語作家ですが最近は文楽も書いたそうで、世間では落語作家というより文楽作家という方が尊敬されそうなので文楽作家を名乗ろうかなんておっしゃってましたが、パンフレットでは「古典」は「スタンダードナンバー」という意味で、永遠に古くならないものという名言をよせています。
小佐田さんは三人の技芸員さん(玉翔さん、玉路さん、玉延さん)にツッコミモードで話を進めていき、足遣いの時は主遣いの師匠の出すサインを見逃さないように密着しているため、師匠からもニンニクを食べないよう言われているなどこういう時しか聞けないような裏話もありました。
また、パンフレットのプロフィールに書いてある文楽の世界に入ったきっかけや休日のすごしかたについても、そこで玉翔さんの休日のすごしかたがサーフィンである事にふれ、そんな暇があるのかと聞くと玉翔さんは「出身地がサーフィンの聖地みたいな場所で、そこでサーフィンをしている人達を見るのが好きだった。今でもテレビなどでサーフィンの番組を見る、サーフィンをするのではなく見るのが好きなんです」という想定外の発言が。
ちょっとどうリアクションしていいかわからない空気になりました。
あと、全体的に唯一の平成生まれの玉延さんがアイドル待遇でした(ちなみに本編でも観音様です)

本編の壺坂ですが、先ほどまでのゆるいトークとは打って変わってやはりキリッとした舞台です。
全体的に初心者が多いのか、断崖絶壁から身を投げる場面での観客の反応も大きく出演者の方々もやりがいがあったのではないでしょうか。
本公演を見慣れていると、人形遣いはやはり人形を動かすより本人の気配を消すのが難しいのかなあなんて思ったり。
希大夫さんの声は好きかも、パンフレットの手書き文字(印刷)も可愛かったです。

演劇

さて、その壺坂で沢市の主遣いを務めた吉田幸助さんが主演したボーカロイドオペラ葵上のビラが配られていてものすごく気になったので、いても立ってもいられず映画館に。

ボーカロイドオペラの名の通り、複数のボーカロイドによる楽曲からなる物語で葵上を現代または近未来にして、ボーカロイド作品を公開していた作曲家が歌い手と出会った事により見向きされなくなったボーカロイドの怨念が歌い手に宿るというストーリーが歌い手のマネージャー視点で語られます。
名前も作曲家がヒカル(ただし、人形ではなくヘッドホンを付けてPCに向き合う黒衣の姿のみ)で歌い手がアオイと、葵上からとわかる名前。
ただし、見捨てられたボーカロイドの名はミドリと、どちらかというと有名ボーカロイドの初音ミクさんを想起させる名前。
おそらくストーリー上、葵上の六条御息所に対する感情と違い、アオイはミドリに憧れてヒカルの歌を歌っていたのでヒカルとミドリとどちらにも愛情があるという所での差も表しているのでしょう。

ボイスロイドの案内に続き、幸助さんのインタビューもあってどちらのファンにも入りやすい設計。
最初は違和感というか面食らう部分もありましたが、意識を失っていたアオイがミドリと名乗り歌う場面のあたりになると画面から目が離せなかったです。

アニメ絵でも出来そうな話でいて、文楽人形ならではの表現があり、また3人の人間の動きで構成され動きながら人形ならではの表現が出来る文楽人形と、人の歌声を分解して再構成し、人のようでいて人には歌えない歌も歌えるボーカロイドの親和性は感じました。

この作品そのものは説明台詞の処理など改善してほしい部分もありましたが、ボカロと文楽人形の組み合わせには期待を持てました。
人の要素で構成されながら、人ではない両者の未来をまた別の形で見たいです。
ボーカロイドオペラ葵上with文楽人形|公式サイト
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by iwanagahime | 2015-02-14 23:28 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


幕見とシネマ歌舞伎

初春の松竹座は幕見で2演目、シネマ歌舞伎も2演目だったのでまとめてで更新します。

まずは鴈治郎襲名の松竹座から、夜の部の『封印切』と『棒しばり』を観ました。
松竹座1月・がんじろはん[画像]
口上姿の鴈治郎さんの大きなパネルなどもあり、襲名ムードを盛り上げています。

『封印切』
忠兵衛は意地と勢いで公金を横領してしまいますが、そこにいたるまでのプロセスが大事ですね。
廓の女将であるおえんは何としてでも梅川と忠兵衛を添わせてやりたいという気持ちがありますが、最初に忠兵衛と梅川をこっそり会わせた時に「若い人はどうしてこうじゃらじゃらじゃらじゃらと」と言いつつ夫と恋人だった頃の思い出を語っているあたり、好きな人と一緒になって幸せだから自分の店にいる遊女も好きな人がいるなら添わせてあげたいという気持ちなのかと思いました。
秀太郎さんは細かいリアクションやちょっとした笑い声など、廓の女将さんはきっとこんな感じだっただろうなという何かがありました。
忠兵衛は梅川が好きなばっかりに、お金もないのにこっそり梅川に会いに来てしまうのでだらしないと言えばだらしないのですが、鴈治郎さんの愛嬌のある姿はだらしないというよりそんなに会いたかったんだなあと思わせました。
梅川は扇雀さん、美しくて優しそうでいて、忠兵衛と運命を共にする覚悟を決めるきっぱりとした雰囲気がよかったです。
仁左衛門さんの八右衛門はイケズなのに妙な愛嬌があって、総すかんの八っつぁんと呼ばれているとおえんに言われた仕返しにお前らにモテなくても金にモテるんだと「金の方から八っつぁ~ん八っつぁ~ん言うて寄って来よんねん!ウヒャヒャヒャヒャ」と言ったり、忠兵衛に本当はお金がないのだろうと言ってあれこれさせる目を背けたくなるような場面も面白く観られました。
しかし、観客は楽しく観ても忠兵衛の実家の父まで引き合いにだしたのがよくなかったのか忠兵衛は公金を謝って封印を切ってしまい、その勢いで横領して梅川の身請けの代金を払ってしまいます。
幸せになれると思ったのに、追われる身になった忠兵衛に添う決心をする梅川。
何も知らずにめでたいめでたいと囃す周囲と、冥土へと向かう二人のコントラストが切ない幕切れでした。

『棒しばり』
大筋は狂言と同じなのですが、歌舞伎では音楽も賑やかなので縛られた状態での踊りに焦点が当てられている感じで、狂言版をストレートプレイとすると歌舞伎版はミュージカルっぽかったです。
あと、歌舞伎版だと大名に曽根松兵衛という名前があります。亀鶴さんがキャラの濃い太郎冠者と次郎冠者に負けずに雰囲気を出してました。
棒術を自慢しようとして縛られる次郎冠者は愛之助さん、次郎冠者をまんまと騙したつもりが自分も縛られてしまう太郎冠者は壱太郎さん。
二人とも身軽なので縛られてから酒蔵を開ける場面、そして縛られた状態での踊りなど見応えがありました。
壽初春大歌舞伎の一日を締めくくる、楽しい踊りでした。

演劇

続いてシネマ歌舞伎『二人藤娘/日本振袖始』
シネマ歌舞伎・二人藤娘[画像]
『二人藤娘』は玉三郎さんと七之助さんという同じ組み合わせで2014の松竹座でもありまして、それは実際の舞台を観る事が出来ましたがこれは歌舞伎座での収録です。
『日本振袖始』は初めて観ます、玉三郎さんと勘九郎さんはもちろん稲田姫の米吉さんが楽しみです。
舞台の映像の前に玉三郎さんのお話がありまして、演目の説明やシネマ歌舞伎についてなど本編をより深く観られるような内容でした。

『二人藤娘』
藤の精が二人で舞うというだけでも華やかなのですが、お酒を注ぎあう場面など男と女の見立てなのかそれとも二人の藤の精の気まぐれなのか妖しい画面が展開します。
すっきりとした七之助さんの姿と、空間を包み込むような玉三郎さんの存在感が美しいです。
間に舞台裏の場面などが入るのですが、藤の精の衣装なのに普通に歩いている姿が舞台と違ってやはり男性に見えて、逆にこの二人の舞台でのすごさというものを感じました。

『日本振袖始』
素盞嗚尊の八岐大蛇退治の話ですが、ここに岩長姫が娶られなかった神話を加えて脚色したのがこの演目です。
岩長姫は自分が娶られなかった悲しみから八岐大蛇に変じ、美しい女を根絶やしにしようと生贄に要求ます。
今年の生贄は稲田姫ですが、素盞嗚尊の助言で一振りの剣を袖に隠しています。
無駄にイケメンな村人の功一さんを先頭に生贄の台に稲田姫を連れてくる村人達、八岐大蛇は男にも女にも化けられるとか酒を好むので毒酒を用意したとか説明していますが恐ろしい風が来て稲田姫を残して去ってしまいます。

さて、そこに岩長姫がおどろおどろしくやってきます。玉三郎さんの姿に化けられるなら別にいいじゃないかと思いますが、過去の出来事からの恨みがあるのでしょうがない。
稲田姫を飲み込もうとしますが酒に気がついて甕にしがみついて飲んでいます。
姿は美しい姫のような姿ですが、それゆえに不気味さが増すというか藤娘のお酒を飲む場面と風情が違いすぎます。

そんな不気味な場面が終わり、稲田姫が飲み込まれてしまったと思った矢先に素盞嗚尊がやってきます。
遅い!と思いますが、いよいよ蛇体の本性を表した八岐大蛇との決戦です。
玉三郎さんプラス7人で8つの頭を表現しています、時には全員で素盞嗚尊に襲い掛かり、また順番にポーズを決めたりと8つの頭を持つ大蛇という独特な動きです。
勘九郎さんの素盞嗚尊はいかにもヒーローという感じで好感が持てます。
戦いの末、恐ろしくも悲しい八岐大蛇は空しく倒されてしまいます。
八岐大蛇の体内から助け出される稲田姫、米吉さんの可愛らしい姫姿が際立ちます。

玉三郎さんも見事でしたが、中村屋兄弟に米吉さんという若手も楽しめるシネマ歌舞伎でした。
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by iwanagahime | 2015-01-31 14:21 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)


映画『超高速!参勤交代』

久しぶりに映画なぞ見に行ってきました、湯長谷藩のお殿様が佐々木蔵之介さんで幕府の将軍様が猿之助さん。
何か、この二人また共演してるって感じですが。

それは置いておいて、幕府の老中の陣内さんが振り切った悪役で清々しかったですね。
お殿様が慎ましい食卓ながら美味しそうに食べてるあたりと、老中が贅沢してるのに文句を言いながら食べていたりする対比とか。
最近は悪役にも悲しい過去やトラウマがあったりしがちですが、時代劇だとこれくらい振り切ってるのが良いです。
トラウマは逆にお殿様があったり(後半で解決)

参勤交代は色々と決まりごとがあるので、ただただ高速移動すればいいという訳ではなく(日数が飛脚やお庭番なら行けるけど行列なら厳しい設定)きちんと大名行列を組んで通らないといけない場所があって、その乗り切り方も面白かったです。
後半、ややご都合主義というかタイミングが良すぎる場面もありましたが、必ずそこに来るまでに前ふり的な台詞や場面があって、きちんと予兆は出ていたりするので親切設計。

湯長谷藩の場所からしてメッセージ的な台詞もありましたが、時代劇の空気を崩さないように入れられていたので「あーあ」とならないのも好感がありました。

涙あり笑いありアクションありで、俳優さんの演技もよく単純な話ながら見ごたえのある映画でした。
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by iwanagahime | 2014-07-12 23:06 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


シネマ歌舞伎『春興鏡獅子』

スケジュール的に無理かもと思いましたが、せめてシネマ歌舞伎でもという気持ちで行きました。

勘三郎さんというと、演出家の串田和美さんや野田秀樹さんと組んだり平成中村座での斬新な演出など「新しい事に挑戦」というイメージもありますが、しっかりとした古典もまた勘三郎さんの芸でした。
まだ過去形で勘三郎さんを語るのに慣れませんが、とにかく勘三郎さんのガッツリ古典の一つ『春興鏡獅子』がシネマ歌舞伎で登場です。
みどころなどはこの辺

本編に入る前に勘三郎さんの生涯を振り返る映像があって、「本当にいなくなっちゃったんだなあ」という感じがしてしまいます。
映画『わが心の歌舞伎座』での鏡獅子について語っている場面もあり、新しい歌舞伎座に鏡獅子を持っていく心意気などは叶わなかったという事実がズシッとのしかかります。
しかし、いざ舞台の映像に切り替わればそこは鏡曳きのめでたい江戸城、家老や局たちが鏡曳きの余興について話しています。老女飛鳥井の吉之丞さんがいい味です。

そこに将軍様に舞を披露するよう連れてこられる弥生、この恥らう姿が何とも愛らしいです。
恥ずかしがり過ぎて一度は引っ込んでしまう姿も、いかにも若い娘らしいです。

それでも引き出され、覚悟を決めて舞う弥生。
シネマの良さとして細かい動きまで見えるというところですね。
鏡獅子というと前半の弥生が柔らかな娘姿で後半が勇壮な獅子であるため後半の方が大変に思えますが、弥生の舞は繊細で将軍様の前で舞う娘の緊張感と同時に匠の舞を見せるという矛盾しそうな部分をギリギリで作り上げている感じが画面から伝わります。

夢中で舞ううちに手にした獅子頭に魂が宿り、弥生は倒れてしまいます。

胡蝶の精は千之助くんと玉太郎くん、歌舞伎座さよなら公演の映像なので今より幼いです。
(こういう部分に時間の流れを感じてしまう)

そして、花道には獅子が現れます。
百獣の王の花に戯れる勇壮な舞、満場の拍手で幕は降ります。

勘三郎さんが、そこにいました。
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by iwanagahime | 2013-12-15 23:15 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)


映画『聖☆おにいさん』

[画像]
聖☆おにいさんが映画になったという事で、見に行ってきました。
宗教ネタは映像化の容易さからか、イエスの奇跡がメイン。
ブッダは仏弟子達が出て来ないので、苦行ネタ程度。

それでも地味にブッダの持っているバッグに「NIRVANA」とプリントされていたり、原作ファンにはおなじみのTシャツはあったり、何より動画でマダール泳法が見られたのは貴重でした!

中盤の子供達とのやり取りは少し余計な気もしましたが、立川の町の人々に馴染んで行くブッダとイエスを強調したかったのかなと思いました。

元がギャグ漫画ですが「ギャグ満載で爆笑の連続!」みたいなのを期待して行くと物足りないです、しかし奇跡をうっかり起こしながらほのぼのと暮らす聖人の姿は和むので、スピード感よりゆったりさを求めるなら良いです。
特典の書下ろし漫画やパンフも良かったです。
聖☆おにいさん|エキサイトシネマ上映情報
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by iwanagahime | 2013-05-18 22:13 | 見たもの周辺 | Trackback | Comments(0)


月イチ歌舞伎

歌舞伎座新開場こけら落とし記念!という事で、これまでに上映されたシネマ歌舞伎を月イチのペースで再上映する企画だそうです。
日程は
3/30~4/5 『連獅子/らくだ』
4/13~4/19 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
5/25~5/31 『人情噺 文七元結』
6/15~6/21 『刺青奇遇』
7/6~7/12 『怪談 牡丹燈籠』
8/21~9/6 『野田版 研辰の討たれ』
9/21~9/27 『鷺娘/日高川入相花王』『京鹿子娘二人道成寺』
10/19~10/25 『野田版 鼠小僧』
歌舞伎に興味はあるけど劇場まで遠い、雰囲気がわからない、ちょっと高い?と思っている人はこれを機会に是非!
もちろん歌舞伎ファンも映画館へ!

詳細・上映する映画館、キャンペーンなどは
シネマ歌舞伎公式サイト|月イチ歌舞伎
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by iwanagahime | 2012-12-01 20:08 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)


シネマ歌舞伎「海神別荘」

2週続けて歌舞伎話ですが、前半をふいにしてしまったので予定が詰まってしまったんですね。
ま、そういう現世の事は置いといて海神別荘です。

私はこれも天守物語と同じく朗読公演は行った事があるけど、実際の舞台では観ていない状態で行きました。
エキサイトシネマ「海神別荘」作品情報
天守物語とは逆で海老蔵さんの公子(こうし、乙姫の弟だそう)が人ではないの海のプリンスで、玉三郎さんが人間の美女。
人間とそれ以外の男女が逆というだけでなく天守物語では人間の図書之助もかなり人間の世界では生活しづらそうなちょっとずれた人という印象でしたが、この美女は海に沈められる事を恐れていなかったりと前向きではあるものの生きている事を故郷の人に伝えたいというあたり人間の世界で普通に暮らしていた印象。
公子も天守そのもののような富姫と違って、随所随所で姉の乙姫様の方が一枚上手な感じだったり、ちょっと幼い感じ。

朗読公演では玉さま公子も良かったですが、やっぱりヴィジュアル化すると海老蔵さんだろうなと思いました。
公子は海の世界の常識で生きているだけで、決して残酷な事をしている訳ではなく無邪気に遊んだり美しいものと暮らしているだけという雰囲気がギリギリのラインで出てました。
乙姫様の用意した手にした者の知識によって文字が浮かぶ本が読めない場面や侍女と遊ぶ場面など、一歩間違うとアホの子ですが高貴な無邪気さに見えましたし。
かなり強引にハッピーエンドになる展開も、妙な説得力がありました。

それと、衣装も舞台美術も別世界の中で笑三郎さんが古風な雰囲気で歌舞伎感が出てました。

その舞台については賛否はあると思いますが、ファイナルファンタジー育ちの私としては天野喜孝ワールドを完全立体化した歌舞伎座の大道具さん・小道具さん・衣装さんにありったけの賛辞を送りたいです。
そして、その衣装を着こなしている海老蔵さんと玉さまも素晴らしすぎる。

今回はそんな舞台も見せたかったのか、天守物語より舞台全体を見渡すカメラワークでよかったです。
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by iwanagahime | 2012-03-03 22:31 | 歌舞伎周辺 | Trackback | Comments(0)

    

本サイト弓戸亜朗私邸では書ききれなかった小さい事を、主:亜朗(iwanagahime)がどこまでも核心に迫らないまま書くブログ、だいたいそんな感じで。
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