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私邸周辺


南座:坂東玉三郎特別舞踊公演 中村獅童出演

南座の玉さま舞踊公演に行きました!
今回は春なので、京都も賑やかでした。

そんな明るい春爛漫な陽気の京都ですが、演目は陽気どころか妖気が溢れる感じで。
という事で感想本編、公演詳細はこの辺

一、忍夜恋曲者 将門
タイトルは将門ですが、主役はその娘の滝夜叉姫。
もちろん玉さまです、傾城如月に身をやつしているので遊女の姿。
舞台上には荒れ果てた御所、そして花道のスッポンから現れる妖しい美女。
これだけですでにワクワクして来ますね、蜘蛛の巣の衣装がより妖しいです。
如月を怪しむ光圀と、光圀に思いを寄せてここに来ただけとアピールする如月。
光圀が戦物語を聞かせ、将門が討たれる様子の場面で泣いてしまい滝夜叉姫である事がバレそうになる如月。
このあたり、かなりドキドキする感じなのですが戦物語の部分がちょっと……獅童さんは頑張ってはいるんですが。
将門の話でこぼした涙に付いてはごまかせたものの、赤い錦の旗で正体がバレた滝夜叉姫の妖術を使った立ち回りは迫力がありました!
蝦蟇がちょっと可愛かったですが、屋台崩しから最後の決まりまで楽しかったです!!

二、日本振袖始
玉さまが岩長姫ってのは納得が行かない美人さですが、大蛇の正体を現すか現さないかぐらいの妖しい雰囲気は玉さまならではですね。
稲田姫も過去に何度か演じている玉さまですが、舞踊家としては岩長姫の方がやりがいがある役なんだという感じでした。
最初に功一さん率いる村人達が大蛇と生贄、そして素戔嗚尊と立てた大蛇退治の計略の話をして稲田姫を迎えに行きます。
生贄と生贄を迎えに行く役目だったら、メンタル的に生贄の方が楽かも知れないという重い雰囲気の村人達。
稲田姫は尾上右近さん、可憐さの中にそこはかとない芯の強さみたいなのがありました。
しかし、すがる稲田姫を気絶させて村に戻らないといけない村人達。
そこにまた花道のスッポンから現れる岩長姫、美と恐怖がここに。
稲田姫をとって食おうとしますが、その前にと酒の誘惑に勝てずに飲みだんだんと大蛇っぽくなっていく姿。
ついに正体を現し、稲田姫を引きずりこんで洞窟へ。
そこに駆けつける素戔嗚尊の獅童さん、頑張ってはいます。
そんな素戔嗚尊の前にいよいよ八岐大蛇が!大蛇の玉さまと、同じ衣装で角だけちょっとチープな七人の分身の合計八人で八岐大蛇を表しています。
隈取の玉さまはあまり迫力がなかったりしますが、今回は大蛇の分身がいるので大丈夫です!
激しい立ち回りで時々エグザイルを思い出したりしながら、ついに稲田姫は脱出し大蛇は素戔嗚尊に倒されます。

最後は蛇体のままカーテンコール、獅童さんや尾上右近さんだけでなく分身七人衆にも惜しみない拍手の暖かい雰囲気でした。
by iwanagahime | 2011-04-16 21:51 | 歌舞伎周辺

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