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シネマ歌舞伎「高野聖」

シネマ歌舞伎、玉三郎主演泉鏡花三作品もラストという事で観て来ました。
これは他の2作と違って元が戯曲ではなく小説、そしてシネマ歌舞伎も舞台を撮影しただけでなくロケ映像も交えていてより映画という感じですね。
元が小説なので舞台化にあたってかなり削られていますが、読後感と観終わった感覚が同じというところを目指しているとか。

エキサイトシネマ「高野聖」作品情報
お坊さんの読経シーンにかぶさって旅の僧侶姿の獅童さんが歩く場面、森の映像があったり。
そういえば、舞台バージョンだと名前(宗朝)あんまり関係ない。
最初に富山の薬売りと猟師のやり取りがあって、信州の松本に行く道だとかこっちの旧道は危険とか状況説明。
猟師が功一さん、何というイケメンの無駄遣い。
それはさておき宗朝は薬売りが危険ルートを選択したので、見捨てられずに旧道へ。

ここでリアル山道映像、蛇や蛭もうじゃうじゃ……ギャー!
そうこうするうちに馬のいる謎の一軒家にたどり着き、色々あって女(玉三郎さん)に泊めてもらう事に。
ここで宗朝に何か違和感があると思ったら、獅童さんがかつらじゃなくリアル坊主頭だった事に気が付く。
屋外ロケ映像とかあるし、この方がいいのか。

ここで水浴びの場面があるのですが、これだけ密着されても煩悩に捕らわれなかったのに女を「白桃の花」喩える(=綺麗だと思ってる)という宗朝の純粋さを伝える大事な場面なんですね。
ワイドショーのネタになるような人なのに、純粋な僧侶に見えるのですごいという変な感心をしてしまったのは獅童さんには黙っててくれないか。
馬との一件や、夜に動物たちを「お客様だよ!」と追い払う声とかの妖しい面をチラ見せしつつ、次郎とのやり取りや宗朝を世話する時は優しいお姉さんの女。
そして女の正体を知る親仁は歌六さん。
最後はほとんど歌六さんの説明台詞ですが、これが聞かせる感じなのでよかったです。

割とどうでもいいんですけど、親仁の話を総合すると女の家に着いた男の中にはしばらく一緒に暮らした後で動物に変えられた人もいるっぽいんですが、宗朝より少しだけ先を歩いていただけなのに宗朝が来た時には馬になってた薬売りって一体。

全体的には舞台部分とロケ部分のバランスが良く、雰囲気が伝わりやすかったです。
by iwanagahime | 2012-04-07 22:06 | 歌舞伎周辺

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