私邸周辺


六代目中村勘九郎襲名披露・九月大歌舞伎(夜の部)

せっかくの勘太郎改め勘九郎襲名披露ですが、勘三郎さんがご病気という事で寂しい舞台になりそうな所をみんなで盛り上げている感じでいい雰囲気でした。
襲名の祝い幕は紋の周りを9羽の鶴が舞っている絵柄で、鶴の目がラインストーンか何かで光る仕様の襲名らしい華やかさでした。

そんなこんなで感想本編、公演詳細はこの辺

一、女暫
玉三郎さんの巴御前は色々な意見がありますが、観ていて楽しいという意味ではありかと。
舞台上で「いつもと違って女の暫が来た!」みたいな感じですし。
「七ねえさん」とのやり取りとか、退けといわれてツーンとそっぽ向くところとかすごく可愛いです。
手塚太郎の壱太郎さんとか家老の薪車さんとか義高の秀太郎さんとか、上方勢が地味に良かったです。
舞台番の勘九郎さんが巴御前に六方のやり方を見せる場面は「あなたに教えるなんて滅相もない!!!」と驚いたり、途中で「ちょっと!聞いてます?」と聞くあたりが何かお父さんに似てるなと。
あまり深く考えずに見ると楽しかったです、巴御前は可愛かったし。

二、口上
珍しく口上の仕切り役が玉三郎さん、勘三郎さんの代わりなんだなと涙を誘いつつ大事な襲名の仕切りで間違わないよう慎重に慎重にしている姿に手に汗握る感じに。
勘三郎さんが欠席だからと翫雀さんは「あんなことやこんなこと、こんなことやあんなことを教えていただき」とか、扇雀さんは「公私に渡って」をやたら強調したり言いたい放題。
扇雀さんはなんで中村屋兄弟から「イカ兄」と呼ばれていたんだろう、とりあえずイカしたお兄さんの略ではないと思う。
瞼の母の演技で勘九郎さんの成長を感じた涙の話から、昼の部のPRに入る我當さんの営業トークがツボ。
中村屋兄弟は暖かく見守っていきたいです。

三、雨乞狐
勘九郎さんが六変化を見せる舞踊、アクロバティックな狐はもちろん意外とアグレッシブな巫女さん、味わい深い座頭、有名なカエルのエピソードを表現した小野道風、ユーモラスな提灯、愛らしい狐の花嫁と一つ一つ丁寧で楽しめました。
最後は狐が雨を呼んだ功績で勘九郎狐の名をもらって喜び幕、くれぐれも足は大事にしてください。

四、雁のたより
上方歌舞伎らしいユルイ急展開、最後はハッピーエンド。
中味イケメンな翫雀さんの五郎七に対し、薪車さんが残念なイケメン若殿。
実は武家のお嬢様な司の壱太郎さんが可愛かったです。
五郎七をボコボコにする若殿の家来も雰囲気ありました。
話の纏まり方が急すぎますが、彌十郎の家老が説得力があるので納得しました。

最初から最後まで楽しい舞台でした。
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by iwanagahime | 2012-09-15 22:36 | 歌舞伎周辺

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