よく関西人の口癖的に取り上げられる言葉として「知らんけど」というのがあるそうで。
私はブログで書いている出没場所を見れば大体の感じとして関西が拠点だという予想は付いてしまうと思うので改めて書くまでもなく関西人なのですが、あまりピンとは来ていなかったのでした。
しかし、曜変天目茶碗はもう一つ存在とすでに失われている事がほぼ確定となっているものがあるという話で、織田信長が所蔵していて本能寺の変で失われたものがあるという話を聞いた時に
「あー信長は曜変天目とか好きそうだなー、知らんけど」とナチュラルに思ったので、何となく使い方がわかりました。
イメージとして「信長は派手だけど単に派手なのではなく、レアなものが好きそうで戦国武将だから茶道をたしなんでいそう」というところから、茶道具の中でも華やかで希少価値のある曜変天目茶碗を持っていそうと思ったのですが、実際のところそこまで詳しくは信長を知らないですし、イメージから来る推測でしかないので「知らんけど」と付いてしまったのだと思います。
つまり、知らんけどというのはあくまで推測であったり実体験に基づかない伝聞であるという事を手短に伝える言葉なのでしょう。
知らんけど。